切目

-きりめ-

 

舞歌「熊野なる 切目の王子の 竹柏の葉は 髪挿に挿いて 御座へ参ろや」

 

 切目は、天照大御神の御子の一人で、熊野大社の末社である五体王子神社のひとつ、切目王子神社の神とされています。

 この神楽は、かっ鼓と一連の舞で、五行説の教えを会得した切目の王子が、太鼓を打ち鳴らして鳥を追い、五穀の実りを豊かにする術を人々に教えます。また、天下泰平・国家安泰を祈って舞われます。