鐘馗

-しょうき-

 

舞歌「千早ふる 荒ぶるものを 拂はんと 出で立ちませる 神ぞ貴き」

 

 この神楽は、疫病除けの神として信仰される須佐之男命(すさのおのみこと)と、玄宗皇帝(げんそうこうてい)の夢物語・謡曲 鐘馗を組み合わせたものです。

 春夏秋冬のあらゆる病をつかさどる疫神(えきしん)を、鐘馗が茅の輪(ちのわ)と宝剣で退治します。

 茅の輪は魔除けの神具を表し、病魔退散・家内安全などを祈願して舞われています。