八幡

-はちまん-

 

舞歌「弓矢とる 人を守りの 八幡山 誓ひは深き 石清水かな」

 

 八幡神は、大分県の宇佐神宮を発祥の地とする武神であり、神仏習合時代には八幡大菩薩とも呼ばれました。

 この神楽は、異国からやってきて人々に害をなしていた第六天の悪魔王を、宇佐八幡の神、八幡麻呂(やはたまろ)が自ら出向き、神通の弓(じんつうのゆみ)と方便の矢(ほうべんのや)をもって退治するもので、八幡の神の威徳をたたえる神楽です。